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うつ病と思ったら要チェック!【 精神ストレスから体に症状】

こころの状態を検査する

医者

早期発見で早期治療

今では多数のウェブサイトに、うつ病の自己チェックシートが掲載されており、実際に試したことがある方も多いでしょう。こころの不調を感じたとき、医療機関を受診するきっかけとしては、自己チェックも有意義なことです。しかし簡単な素人判断で自分はうつ病だと決めつけてしまうと、その後の治療に支障を来すことにもなりかねません。病院でチェックを行えば、正確な診断ができると同時に、スムーズな治療に結びつけられるというメリットがあります。自分のことは自分が一番良く分かっていると考えがちですが、客観的に自分を見つめることは必ずしも容易ではありません。格好良く見せようとして自分に嘘をついたり、恥ずかしいことを隠したりする場合もあります。他人に知られたくない過去などは、無意識のうちに封印してしまうケースもあるでしょう。病院でチェックを受ける場合も、話したくないことを無理に話す必要はありません。しかし専門の医師と対話する中で、本人でも気づかなかったストレスの原因が発見されることがあります。こうした過程を通して、本当にうつ病かどうかを診断することができます。なお病院では光トポグラフィーという装置を使って、うつ病を脳の血流から診断する方法も採用されています。うつ病は単に気分が落ち込むだけでなく、体にもいろいろな悪影響を及ぼすのが特徴です。具体的には食欲がないとか体が怠いとかよく眠れないなどの症状です。むしろ体の症状がはっきりと意識されて、心の問題には本人が気づいていない場合も少なくありません。たとえば食欲不振を訴えている場合、消化薬を服用しても症状は改善されません。一般の内科を受診しても、原因がわからないので治療しようがないということになります。そんなときは心の病気を疑ってみる必要があります。うつ病チェックで真の原因が判明すれば、症状に応じた治療を行うことが可能になります。うつ病は単なる怠け癖と誤解されることが多く、また本人もそう信じている場合があります。本当は休養が必要なのに、「自分は怠けている」と誤解した結果、余計に無理を重ねて症状を悪化させてしまうケースも珍しくありません。うつ病は軽いうちに対処すれば治りも早い一方で、重症になってしまうと治療にも長い時間がかかります。ですから心や体に違和感を覚えたら、早めに医療機関でチェックを受けることをお勧めします。本人が異変に気づいていない、あるいは病院を受診したがらない場合は、家族が相談するのもひとつの方法です。